桜を見る会開催
 ↓←「招待者名簿見せて」
『ちょうどさっき廃棄したところ』
 ↓←「データも含めて残っているのでは?廃棄した証拠見せて」
『廃棄した。データも復元できない。証拠は無い、ただ、作業をしたのは障害者』
 ↓←「障害は関係ないだろ」
 ↓←「なぜ保存していない」
『1年未満にルールが変わっていた。もちろんその経緯を証明する証拠はない』
 ↓←「ではそれ以前の名簿は?」
『廃棄した』
 ↓←「廃棄簿(30年保存)に載っていないから残っているのでは」
『廃棄した。もちろん証拠は無い』
 ↓←「廃棄してないのでは?」
『廃棄した。そもそも行政文書ファイル(30年保存)に登録していない』
 ↓←「公文書管理法違反になるが」
『廃棄した。違反は認める。ただ、名簿は廃棄している』

(感想)
安倍は森友のときに「反省」を口にしたが、その反省とは、
「今度はバレないように上手くやる」
と言う意味だったのだろう。

森友では、追求と同時に財務省で改ざんが行われていた。
桜を見る会は、今現在進行形で、内閣府による隠蔽・改ざんが行われている。
(森友で言えば、課長クラスの指示の下、休日出勤して組織的に改ざん作業を行っているところか)。

内閣府が一貫しているのは、「名簿を廃棄した」という点。
この一点を守るために、ウソを塗り重ね、公文書管理法違反すら認めた。
しかし、名簿があることだけは認めていない。

名簿に関しては、
・事業の継続性からして、前年度の招待者番号区分すらわからないことはありえない
・「平成18年桜を見る会」の文書では翌年2月に前年度実績の表を作成しており、平成でできたことが令和になってできない理由がない
・内閣府は取りまとめただけと言うが、集めた上でデータを統合・チェックして必要部分だけを封筒印刷封入業者に渡しているので、名簿を作成・加工している
・未登録の過去の名簿を削除した具体的な廃棄作業の証拠・証言がない(登録文書の廃棄作業では首相決裁と廃棄簿記載が必要で、そこに無関係の文書を紛らわせるのは不可)
・(検索した限りでは)内閣府は桜を見る会名簿を個人情報保護ファイルに登録していない模様(名簿を個人情報と見ていなかった可能性)

ここからは推測だが、
内閣府は名簿を個人情報と捉えておらず、「平成○年桜を見る会」の名称で関連文書をもろもろまとめて放り込んでいたのだろう。
(パソコンで言えば「平成○年桜を見る会」フォルダに、仕様書.doc・打合せ記録.doc・現場写真.jpg・宛名業者用名簿.xls・名簿.accdb、・・・と放り込んでいる形)
そして、行政文書ファイルには「平成○年桜を見る会」(3年保存?)とだけ登録。
(ファイルボックスなりキャビネットなりに名簿を含めた複数の文書を突っ込む)

この場合、登録後の行政文書の中から名簿だけを勝手に削除したことになるが、
最終的には、管理責任者の権限で変更したので偽造には当たらない、と主張するつもりだろう。
(森友のときのように。つまり、安倍政権では解決不能であるということだ。)
もちろん削除した時期によって、違法性が問われることになるので、内閣府の担当職員には正直に答えて欲しいものだ。

内閣府では森友のときのように自殺者が出ないことを祈りたい。