消費税率の引き上げを前に政府の対応などをただす必要があるとして、野党側は、今月中に衆議院予算委員会の閉会中審査を開くよう、与党側に求めていくことになりました。
来月4日に召集される見通しの臨時国会に向けて、野党側の国会対策委員長らは国会内で会談しました。
この中で、立憲民主党の安住国会対策委員長は、来月1日に消費税率が引き上げられることについて、「軽減税率の導入で混乱が生じることが懸念される」と指摘しました。
そして、税率の引き上げを前に、政府の対応などをただす必要があるとして、今月中に衆議院予算委員会の閉会中審査を開くよう、与党側に求めることで一致しました。
また、台風15号の被害が出ている中で内閣改造を行ったことで復旧支援が遅れたとして、臨時国会で追及する方針も確認しました。
このあと安住氏は記者団に対し、「軽減税率は非常に分かりにくい部分がたくさんあるので、安倍総理大臣みずからが国会で国民に説明すべきだ」と述べました。
NHKニュース
2019年9月25日 13時22分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190925/amp/k10012098291000.html