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中国が主導するAIIB=アジアインフラ投資銀行の金立群総裁が、20日、東京都内で記者会見し、アジアにおける質の高いインフラ整備を目指し、日本の金融機関との協調融資を増やしていくことに意欲を示しました。

東京で開かれるイベントのために来日しているAIIBの金立群総裁は、20日、日本記者クラブで会見しました。

冒頭で金総裁は、2015年に中国が主導して設立されたAIIBが、これまでに、アジアの15か国で35件、総額でおよそ80億ドルの投資案件を進めていることや、加盟する国と地域が、大幅に増えて97となっていることなどに触れ、AIIBに対する懐疑的な見方は少なくなっていると強調しました。

そして、アジアのインフラ開発には、毎年1兆7000億ドルの資金が必要とされているにもかかわらず、国際的な金融機関からの拠出はその2.5%にとどまっていると指摘しました。

そのうえで、「日本は、アジアのインフラ投資で幅広い経験を有し、質の高さに定評がある」と述べ信頼性の高いADBや、日本の金融機関などとの協調融資を増やしていくことに意欲を示しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190520/k10011922791000.html


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