道路整備をめぐって、安倍総理大臣と麻生副総理兼財務大臣の意向を「そんたくした」と発言し、辞任した塚田国土交通副大臣が、去年12月に自民党の吉田参議院幹事長から要望を受けた際のやり取りなどを記した面会記録が８日国会に提出され、野党側は「そんたくにそんたくを重ねた証拠だ」などと批判しています。
これに対し、吉田氏は９日、コメントを発表し「メモでも明らかなように、私は『総理、副総理の地元とは関係なく中国・九州の経済や後世のため、オールジャパンで必要な道路』と発言している」としています。
そして面会で「総理、副総理と言うと国交省もやりにくいだろう」と述べたことについて、「その直後の『与党、公明党、野党で協力して進めていく』という発言につながるもので、誤解を生まぬようにという考えを表したにすぎない」としています。
そのうえで、「あくまでも地域経済などに必要な道路で、幅広い賛同の中で進めていきたいという趣旨で発言したことが改めて裏付けられた」としています。
NHKニュース
2019年4月9日 11時18分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190409/amp/k10011877851000.html
