役員報酬、「トップ一任」規制見送り 会社法改正で
法務・ガバナンス
2019/3/10 17:00日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42090910W9A300C1TCJ000/

>法相の諮問機関である法制審議会が2月に答申した会社法改正要綱で、各取締役の個別報酬額の決定を経営トップに一任する場合の新ルール導入が見送られた

>2018年10月の会合で示した「要綱案(仮案)」では取締役の個人別の報酬額について、定款の定めか株主総会の決議がないときは取締役会の決議で決めなければならないとした。
>さらに株主総会で取締役会に権限を与えない限り、取締役会決議だけで代表取締役などへの一任(再一任)を認めない旨を盛り込んでいた。

>ところが19年1月の部会がまとめた要綱案では、個人別の報酬額の決め方を取締役会で決定したうえで開示することなどが盛り込まれたものの、再一任を規制する項目は落ちた。

>経済界は「報酬に関する対応や工夫はさまざまで、株主総会決議の対象にする必要はない」(経団連)などと導入に反対しており、こうした声に配慮したためとみられる。
>政府は今秋召集見込みの臨時国会に会社法改正案の提出を目指すが、再一任問題は仕切り直しとなった格好だ。

また財界か
ゴーンの件で問題になったのに財界の保身のために個別役員報酬額について株主総会議決にしないというのは問題だ
取締役会一任はやめるべきである
投資家が団結しにくいのを狙った悪質な妨害行為だなこれ
これじゃあ外国人投資家は逃げるだけだろう