経営者という顔を持つ渡辺氏が、政治家としてもっとも危惧し、“引退”の理由としたのが財政再建だ。1100兆円を超えた国の借金や経済成長ありきの甘い財政再建のシナリオには違和感しかないと指摘し、「この国は近い将来、財政破綻する」と断言した上で、次のように政府の財政政策を批判した。

「経済成長なくして財政再建なしと繰り返し官邸は言っているが、経済成長しなかったら国は破綻していいのかということです。私は経営者ですから、売り上げが上がらなくても潰さない会社を作っていくというのがまず社員のためだと思っています。実質2%、名目3%ですか、そんな数字が達成できなかったら、国は破産していいのか。そのあとの手は何もないわけです。私はそんながけっぷちの経営はすべきでないと思います」

「お金がなくて借金して自分のかわいい子供にお小遣いをあげる。それはお父さんとしてやるべき姿ではないと思います。お金がないからお小遣い我慢しなさいというのが親の姿だと思います」

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