国民民主党の玉木雄一郎代表と自由党の小沢一郎代表が22日、両党を合流させる方針で大筋合意した。
両党所属議員が全員合流すれば、参院では野党第1会派となる。
夏の参院選に向け、28日召集の通常国会で発信力を高めていく狙いだ。

 玉木氏と小沢氏はこの日夕、都内のホテルで会談。
両氏は自由が解党する形で国民に合流する方向で党内調整を進めていく方針を確認した。
今後、党内に持ち帰った上で通常国会開会前までに合流手続きを済ませる。

自由に所属する国会議員は衆院2人と参院4人の計6人。
国民へ合流すると、衆院は立憲民主党が野党第1党のままだが、参院の会派勢力は立憲25に対して国民は27になる。

昨年の臨時国会で立憲に奪われた野党第1会派の座を取り返すことになり、
国民が参院で野党を代表して与党との国会運営の交渉役を担うことができる。

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