立憲民主党の会派に加わる岡田元外務大臣は、名古屋市で講演し、夏の参議院選挙で、安倍政権を退陣に追い込むため、全国に32ある、いわゆる「1人区」で野党側の候補者を一本化し、20余りの議席を獲得したいという考えを示しました。

この中で岡田元外務大臣は、夏の参議院選挙について、「安倍政治に対する期待感は、前回選挙があった3年前と比べても国民の信頼が落ちている」と述べました。

そのうえで岡田氏は、全国に32ある定員が1人のいわゆる「1人区」について、「候補者を統一し、よい候補者を擁立することが重要だ。20議席を超えることがあれば、安倍政権は厳しい状況になると思う」と述べ、安倍政権を退陣に追い込むため、野党側の候補者を一本化し、20余りの議席を獲得したいという考えを示しました。

また岡田氏は、定員が2人の「2人区」について「与党が2人の候補者を立てて、議席を独占しかねないような状況があれば、選挙の直前でも、野党の候補者を1人に絞るのは必要なことだ」と述べました。

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