【モスクワ時事】ロシア外務省は11日、日ロ外相会談が14日に開かれるのを前に声明を出し、平.和条約締結交渉に関し、北方領土におけるロシアの主権を含め、日本が第2次大戦の結果を認めることが必要だと改めて表明した。外相会談は厳しいやりとりが予想される。

 声明は「南クリール諸島(北方領土)におけるわが国の主権を含め、日本が第2次大戦の結果を完全に認めることが平.和条約問題の解決法を探るための最重要の条件となる」と主張。2国間関係を新たな水準に引き上げ、両国民の相互理解を強化すべきだとも指摘した。

時事通信社
2019年01月11日23時18分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019011101322&;g=pol