教育無償化・負担減「企業は3000億円拠出を」 首相が要請
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22801040X21C17A0EA3000/

安倍は
10%への増税で増収となる2%の消費税の内
2兆円を教育費無償化に引き当てる。
公明党も賛成している。
不足の3000億円を経団連に要請したという記事だ。

日本の基礎的財政収支は毎年10兆円程度の赤字だ。
この赤字を少しでも減らし
一部を政府の借金の返済に引き当てるのが
10%への増税の目的だった。

安倍はぶち壊した。

この教育費無償化の2兆円は満額、基礎的財政収支の赤字に
【毎年】上乗せされる。

基礎的財政収支の赤字=将来の増税

つまり
教育費の無償化をやるということは
積み上がった赤字を将来の増税で
【国民が返済させられる】ということだ。
10年後、消費税15%に向けて日本は疾走しているのだ。

老人は逃げ切る。
この返済は今のこどもや若者が生涯をかけて
返済させられるのだ。

若者や子どもに対する虐待だ。

そして
教育費の無償化で恩恵を受けるのは
結婚し子どもを授かり
家庭を築くことのできた幸運な人たちだ。

教育費無償化は
その幸運な人たちに
不運にして結婚できなかった人たちや
不運にして貧乏になった人から巻き上げた
消費税を分配するものだ。

単純化すれば不幸な人から金をまきあげて
幸福な人に金をばら撒くものだ。

人道にもとる。
外道のやることだ。