■なぜ世論調査で安倍内閣や自民党の支持率が高く出るのか? 無作為抽出方式の罠■

マスコミの世論調査は公正を期すためとして無作為抽出方式を用いているが
無作為抽出ということは政治に関心のない層も調査の対象にしてしまう
例えば政治に関心のない層がボケーとTVを見ているとすれば露出度の高いものだけが印象に残るだろう
そしてTVのニュース番組での露出度は安倍内閣と自民党が8割 野党が2割程度
結果として政治に関心のない層の印象に残るのは安倍内閣と自民党だけになる
彼らは森友・加計問題など安倍政権のデタラメぶりに関心を持たないので
安倍内閣と自民党が印象だけで「何か良いことをやってそうに見えてしまう」のだ
これでは内閣支持率50%の内訳として「なんとなく」が8割で「積極的に支持する」が2割しかないのも当然だろう
また政治に関心の高い者だけが参加するSNSのアンケートで安倍内閣の支持率が20%程度であることや
実際の選挙では野党がまとまれば与党と互角以上に戦える事実も世論調査の支持率が虚構であることを証明している
そして官邸は御用マスコミやTVの御用コメンテーターたちを利用して
「安倍政権の政策や議会運営は正しい 高支持率がそれを証明してる」と虚構の世論調査で世論操作をしている
よって無作為抽出方式が大きな偏りを生み それを官邸が悪用しているのは事実であり
政治に関心のな層を調査の対象から除外しない限り真に公正な世論調査にはなり得ないのだ