10月28日投開票の青森市議選で初当選した無所属新人の山崎翔一氏(28)が、ツイッターの匿名アカウントで「片腕落として障害者雇用」などと差別的な表現を含む投稿をしていたとして5日、青森市内で記者会見し、「不適切な発言で多数の方々に不快な思いをさせてしまい申し訳ございません」と謝罪した。26日から任期が始まる議員職については「議員活動を始めていきたい」と述べた。

 山崎氏は8月下旬から10月下旬にかけ「片腕落として障害者雇用」「年金暮らしジジイを舐(な)めすぎ 平日の役所窓口で罵声叫んでるのだいたい爺(じい)さん」などと投稿。また、インドで見た光景として「デリー行きの電車に乗った時、おかまの物乞い来たな〜」と性的少数者(LGBTなど)への差別的な表現で投稿もしていた。

 山崎氏は「友達との会話のやり取りの中のものだった」などと釈明。「軽はずみな発言だとしても公の発言には変わりなく、おわび申し上げる」と述べた。山崎氏は今回の市議選(定数35)で2124票を集め、28番目の得票で当選した。【一宮俊介】

毎日新聞
2018年11月5日 10時23分
https://mainichi.jp/articles/20181105/k00/00e/040/205000c