【北京=藤本欣也】中国を訪問中の安倍晋三首相は26日、北京市内の北京大学を訪れ、大学生たちと交流した。北京大は李克強首相の母校でもある。安倍首相は「大学生の交流は(日中関係発展の)礎になるものだ」として、「学生の査証(ビザ)を緩和する」と表明、「生(なま)のアニメに触れてほしい」と積極的に日本を訪問するよう呼びかけた。

 この日の交流には北京大で日本語などを専攻する学生30人が参加。日中の戦略的互恵関係や文化交流について質疑応答が行われた。
 アベノミクスについて日本語で質問した葛思嘉さん(21)は「安倍さんはとても親切な感じがした。日本に対して悪いイメージはない」と語った。

産経新聞
2018.10.26 22:19
https://www.sankei.com/politics/news/181026/plt1810260039-n1.html