2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は12日、9月から応募が始まっている大会ボランティアについて「参加してくれた人にメダルを記念に渡せるよう調整している」と話した。東京都内の講演会で話した。大会組織委によると、メダルを含め、感謝の意を示すものを検討しているという。

 東京大会の大会ボランティアについては、日当や宿泊費は出されず、近郊交通費相当として1日千円のプリペイドカードと食事が支給されることになっている。

 1964年東京大会では運営を手伝ったスタッフらに、大会エンブレムがデザインされた布が贈られた。98年長野五輪ではボランティアに参加証が渡された。

朝日新聞
2018年10月12日19時34分https://www.asahi.com/articles/ASLBD5Q81LBDULZU00Q.html