今月8日、羽田空港を離陸したエールフランス機が皇居上空などを低空飛行したことについて、石井国土交通大臣は会見で「好ましいことではない」と述べました。

 今月8日午後11時すぎ、パリに向かうため羽田空港を離陸したエールフランス293便は、離陸直後に通常のルートから外れ、皇居など都心上空を低空飛行したということです。

 これについて石井国土交通大臣は会見で、原因を調査中としながらも、皇居上空を低空飛行したことについては「好ましいことではない」と述べました。

 本来、羽田空港を離着陸する航空機は地域住民への騒音対策から東京湾の上空を飛行することが決められていますが、エールフランス機は東京湾方面に旋回することなく、そのまま都心方向に北上したということです。

 国土交通省はエールフランスから事情を聞いたうえで、今後、再発防止策を求めていくということです。

TBS NEWS
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