沖縄県の玉城デニー知事が、就任後初めて自民党の二階幹事長と会談し、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する立場を伝えました。

 玉城知事は11日、自民党本部を訪れ二階幹事長と10分あまり会談。「辺野古の新基地建設は翁長前知事の遺志を継いで反対の立場だ」と伝えるとともに、「沖縄の発展が日本全体の発展にも寄与する」として、振興予算についての協力を求めました。これに対し、二階幹事長は「共通するところについてはしっかり協力していきたい」と話したということです。

 「私は対話の基本は対話だと思っています。ですから、対話の前に戸板を立てるような気持ちではなくて、まず、胸襟を開いて対話をする、会話する、その姿勢で臨んでいきたい」(沖縄県 玉城デニー知事)

 玉城知事は12日、安倍総理や菅官房長官と初めて会談する予定です。

TBS NEWS
10/11(木) 22:43配信
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