(アニマルマン正伝 あらすじ完全版)
小さな国に、本名すらはっきりしない、5ch書き込みをしてはその日暮らしをする
アニマルマン将軍という男がいた。

彼は家も金も女もなく、字も読めず容姿も不細工などと閑人たちに馬鹿にされる、国の最下層の立場にあった。
そして内面では、「精神勝利法」と自称する独自の思考法を頼りに、閑人たちに罵られたり、喧嘩に負けても、結果を心の中で都合よく取り替えて自分の勝利と思い込むことで、人一倍高いプライドを守る日々を送っていた。

ある日、アニマルマン将軍は国の金持ちである安倍家の女中に劣情を催し、言い寄ろうとして逃げられた上に安倍の旦那の怒りを買って村八分になり生活保護も打ち切られてしまう。

食うに困って盗みを働き、逃亡同然の生活を続けるうちに、革○派が近くの町にやってきた事を耳にした彼は、意味もわからぬままデモに便乗して騒いだ結果、革○派の安倍家略奪に関与した容疑で逮捕される。

無知ゆえに筋道たてた弁明も出来ず、流されるままに刑場に引き出され、あっけなく銃殺されてしまったアニマルマン将軍に、革○派たちは涙を流すのであった。