■領土棚上げは禍根残す=石破氏

自民党の石破茂元幹事長は12日、ロシアのプーチン大統領が年末までに前提条件なしで日ロ平和条約を締結するよう呼び掛けたことについて、「(北方)領土は国家主権そのものであって、その解決を見ないまま、そういうことが行われては、将来大きな禍根を残す」と指摘した。富山県高岡市内で記者団に語った。
 石破氏は「領土問題について経済協力が進展すれば解決すると思ったことはない」とも語り、共同経済活動などを通じて、北方領土問題の解決を目指す安倍晋三首相の外交方針を批判した。(2018/09/12-21:22)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018091201204&;g=pol