>>89
財務省近畿財務局はこの12億円相当の土地を「国有財産地方審議会」に咨る事なく、「不動産鑑定士による評価額9.5億円」を時価とし、「国交省大阪航空局が算定した深度3.8mまでの生活ゴミ等埋設物の処理費用8.2億円」を差し引いて「1.3億円で森友学園に売却」したとされる。
国交省大阪航空局は、森友学園の申し出た深度3m以上での生活ゴミの存在を根拠に「図面で」8.2億円の処理費用を工事積算基準に基づき「適正に積算算定した」としている。

購入した森友学園によると実際の埋設物除去費用は1億円であったしている。
しかし、埋設物の除去については、記録や写真等が残っておらず除去工事が実施された事実は確認されていない。
隣地の国有地を購入した豊中市によると、同市が購入した国有地の埋設物は通常の更地に含まれる程度の「木材等の廃材や生活ゴミ」だったという。
財務省近畿財務局は差し引く必要のない埋設物除去費用を控除していた可能性もある。

森友学園の1.3億円の土地購入代金は頭金2700万円、残額は年利1%の10年分割払いとなっている。
更に驚いた事に、森友学園は「差し引きの8.2億円とは別に、購入の2か月前に深度3mまでの埋設物の除去費用として1.3億円を近畿財務局から受け取っていた」という。
つまり、「森友学園は実質無料で12億円相当の国有地を財務省近畿財務局から譲り受けた」ことになる。