沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場を名護市辺野古に移設する計画に反対する活動家らが7日、
沖縄防衛局(嘉手納町)で8時間以上にわたり座り込みを行い、庁舎の玄関を占拠した。出入りする防衛局職員らに体当たりするなどし、
沖縄県警嘉手納署が強制排除に乗り出したのを受けて自主的に退去した。

 座りを込みを行ったのは、山内徳信元参院議員や市民団体幹部ら60人以上の辺野古移設反対派。
沖縄防衛局長と反対派全員との面会を申し込んだところ、防衛局側が代表者5人に絞るよう求めたことに反発し、
庁舎玄関に座り込んだ。立ち退きを求める職員らに対し

、反対派らは「小役人に用はない」「軍隊は暴力だから、それに反対するのは暴力ではない」などと怒号を上げた。

 要請書では、沖縄県が辺野古埋め立て承認を撤回するため予定している9日の聴聞に応じるよう求めた。
政府は準備期間が必要として、聴聞の期日を9月3日以降に延期することを求めている。

反対派は8日も午前7時に庁舎前に集合し、全員が庁舎内に入った上で要請書を手渡すことを求める方針。

http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/180807/plt18080720350023-n1.html