内閣不信任案、首相代理でも審議可能 政府答弁書
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO32956050T10C18A7EA3000

政府は13日の閣議で、野党などが提出する内閣不信任決議案について、首相臨時代理が衆院本会議に出席し、審議するのは可能だ、との政府答弁書を決定した。
立憲民主党の逢坂誠二衆院議員の質問主意書に答えた。
立民などは安倍晋三首相が欧州・中東歴訪のため臨時代理を設ける予定だった11〜18日の間に内閣不信任案を提出することを検討していた。

答弁書は臨時代理について、閣僚の任免や衆院解散、内閣総辞職といった「首相の地位に基づく一身専属的な職務権限」を除いて首相の職務を代行できると指摘した。
これらの職務は「法律行為以外の事実行為も含まれる」と明記。
内閣不信任決議案を審議する衆院本会議への出席は「事実行為たる職務として可能である」と説明した。