>>721
こちらの方々が7月7日の夜に「納涼ビアパーティ」を開催していたのだそうです。
ブログによれば、このパーティーで西田昌司さんはこのような立派なことを述べておられます。

国民の生命を守ることが国家の最大の使命であり、戦争、災害、貧困など個人の力や地方行政の力だけでどうにもならないことを食い止め、守り、復旧することが国家の仕事である。

おっしゃる通りだと思います。日本列島は地震、噴火、大雨、津波など、その歴史を振り返れば常に災害に見舞われてきました。
そのたびに人が亡くなり、堤防を作ったり、ダムを造ったり、さまざまな知恵を絞って対抗してきたのですが、それでも被害を防ぐことはできませんでした。
人間が自然に立ち向かうのは、かなり難しいのだと思います。

だから、市議会議員、県議会議員はもちろん、市長や知事、国会議員の皆さんに頑張っていただき、県民の命を守っていただきたいのですが、この豪雨の中、西田昌司さんをはじめ、京都府の自民党議員の皆さんがやっていたこと。それが「納涼ビアパーティ」です。

中止にしたらキャンセル代などが発生してしまうから困ったのかもしれませんが、まともな神経をしているとは思えません。百歩譲って決行されたとしても、ブログに書くこの神経、まともでしょうか。

■ なぜ災害よりパーティーが優先されてしまうのか
7月7日に 京都のホテルでパーティーをやっていたということは、外は酷い雨だったということになります。
東京のホテルでやっていたというなら、どれだけ雨が酷いのかを体感することができず、想像力が欠如していたと考えられますが、
雨に濡れながらホテルに駆けつけ、パーティーをしているわけですから、これはもう想像力が欠如しているのではありません。災害対応よりパーティーが優先されたのです。
常識で考えれば、こんなことになっているのにパーティーをやるなんて頭がおかしいんじゃないかと思うかもしれませんが、実は、パーティーが優先される理屈は分からないこともありません。
なぜ、災害対応より「納涼ビアパーティ」が優先されるのか。それは「選挙に勝つための手段」だからです。
本当は、災害が起こった時に誰よりも率先して被害を食い止めるための策を講じ、その活躍ぶりを人々に見せつけ「やっぱり議員はあの人しかいない!」と思ってもらうのが理想なのですが、
悲しいことに、こういう時にしっかり働いてくれる国会議員はそんなに多くないのです。