共産党や左翼が子供たちを狙っている。要注意である。6月3日には若者憲法集会が開催され、
たくさんの青年が日本民主青年同盟(以下=民青)に加盟した(民青新聞6月25日号より)。

民青は、政治的に中立な組織ではない。共産党を相談相手とし、共産党綱領について学び、選挙の時は共産党の躍進のために奮闘する組織である。
「高校2年生の女性民青同盟員が、共産党綱領セミナーを読み、なるほどと思いました」というような記事が、「民青新聞6月11日号」にある。

とりわけ問題なのは、学校の教員が子供たちを、共産党や民青の政治・思想に近づくように教育していることだ。そのような教員と、意識的に戦っていかなければならない。
私立和光鶴川小学校(東京都)では、小学校6年生の担任の大野裕一教員が、日本国憲法を教え、子供たちが「憲法改正に反対します」などの発表をしている。

埼玉県朝霞市立朝霞第一中学校では、1年生を担当した角津裕美教員が、総合学習に「平和」学習を取り入れることを主張し、授業で、日本共産党系のイベントにしばしば登場する歌手である、
きたがわてつの曲である『日本国憲法』を聴いたり、丸木美術館(被爆者の地獄のような絵が展示されている)に行ったりした。

東京の小学校では藤田康郎教員が、小学校6年生に憲法学習、三重県の小学校では早川寛司教員が、戦争と公害はつながると授業、岐阜の中学校では安藤勝昭教員が、
第2次世界大戦で日本はなぜもっと早く降伏しなかったのかの授業、大阪の中学校では岡沢文彦教員が、もし育鵬社の教科書を使うことになったとしても、日本国憲法をどう教えるのかの授業。これらの教員は、子供たちを平和ゼミナールへと勧誘し、民青、さらには共産党へと引きずり込もうとしている。

法政大学第二中・高校は、学校そのものが左に偏っている。日本共産党と関係が深い歴史教育者協議会(以下=歴教協)の全国大会で、北詰昌敬校長があいさつしている。
高校生平和研究会も活発に活動している。和光鶴川学校群も、学校自体が左に偏向しているので子供を入学させるのに要注意である。長野県駒ケ根市赤穂高校にも平和ゼミナールがある。

歴教協は、昨年、「社会科70年 これまでとこれから」というシンポジウムを主催したが、発表した教員は以下の通りである(敬称略)。増田敦子(静岡市立西豊田小)、平井美津子(大阪府吹田市立第一中)、石上徳千代(茨城県牛久市立神谷小)、片桐康志(京都府京田辺市立田辺中)、時田朋子(千葉県立八千代高)、横出加津彦(和歌山県立粉河高)、坂本昇(都立文京高非常勤、敬愛学園高)。

共産党と関係が深い教職員組合である全日本教職員組合(以下=全教)が発行している月刊誌「クレスコ」執筆者は以下の通りである(敬称略)。澤篤子(滋賀・中学校)、赤沼理恵(埼玉・高校)、原田典昭(群馬県立安中総合学園高校現業職員)、猪瀬里美(埼玉・小学校栄養教諭)、森文子(千葉・小学校)、犬上達也(北海道・中学校)。―この他は次の機会に触れたい。

子供たちが、教員によって共産党や民青に近づかないように注意する必要がある。

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2018/6/30(土)