こんなんあった

獣医師全体でみれば、その数はむしろ飽和気味だ。
獣医師免許を持つ人は14年末時点で約3万9千人。
高齢になっても働き続ける獣医師が多く、10年前から約8千人増えた。

 これに対し、ペットや家畜の総数は減っている。
牛と豚の飼養頭数は10年前に比べ約1割減。ペットも犬を中心に減少傾向だ。獣医師の就業先がペットの診療に偏る傾向も変わらない。
東京都杉並区で開業する獣医師(37)は「同じ地域内にたくさんの動物病院があるのに新しく建つ。もう飽和状態」と悲鳴をあげる。

 農林水産省も「獣医師全体としては不足していない」という見解を今も変えておらず、学部新設の根拠にするには苦しい状況だ。

https://sippo.asahi.com/article/10563025