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北朝鮮との交渉において「日本は蚊帳の外」と報じたマスコミが大間違いだったことがまた明らかになった。安倍総理は過去の経験を踏まえてトランプ大統領に非常に重要なアドバイスをおくっていた。
「金正恩にサインを書かせろ」

安倍総理「94年、05年の合意は米朝首脳がサインしたものではない。そこにも問題があって反故にされてしまった。トランプ大統領と金委員長のサインをする文書を残して下さいと米大統領に申し上げた。日朝平壌宣言は両首脳の名前があることによって北朝鮮は無かったことには出来ない」#ウェークアップ pic.twitter.com/aLEXXaZZih

— ちぢれ麺 (@chidiremen11) June 16, 2018

安倍総理の説明は以下の通り。

・1994年の枠組み合意、2005年の核合意は両首脳がサインしたものではなかった

・サインがないから簡単に約束を反故にされてしまった

・しかし日朝平壌宣言では金正日と小泉総理のサインがあった

・今回、トランプ大統領には「金正恩にサインを書かせろ」と強く助言した

・サイン入りの文書が非核化に向けた話し合いの土台になる

北朝鮮という国はいつも子供じみたインチキな言い訳をすることで約束を破る。そこで今回は合意書に金正恩のサインを得ることで言い逃れの隙を潰したということだ。

米朝首脳会談では全世界に向けてサイン入りの合意書が公開された。

もしも北朝鮮がこれでも約束を破ると、金正恩のメンツは丸つぶれ。きっちり文書で残してあるのだから言い訳することもできないというわけだ。政治家初経験のトランプ大統領にとって安倍総理の歴史を踏まえたアドバイスは大変参考になったに違いない。

北朝鮮という国は過去に何度も約束を破っているわけで、ある意味行動パターンがいつも同じなのだ。

参考:北朝鮮の核ミサイル中止宣言を信用してはいけない理由

トランプ大統領は事あるごとに安倍総理の意見を参考にしたがるという。米朝首脳会談において安倍総理は蚊帳の外どころか非常に重要な役割を果たしたことが分かった。