前米長官「うそで民主主義衰退」 − ティラーソン氏が政権批判
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 【ワシントン共同】「指導者が真実を隠し、国民が事実に基づかない『もう一つの事実』を受け入れれば、国民は自由を放棄する道をたどる」。
3月に米国務長官を解任されたティラーソン氏が16日、南部バージニア州の大学の卒業式で演説し、米国の民主主義衰退に警鐘を鳴らした。

 ティラーソン氏は、トランプ大統領や政権幹部を名指しこそしなかったが「倫理観や誠実さを失った指導者に市民が立ち向かわなければ、米国の民主主義は衰退していく」と訴えた。米メディアは現政権の体質を痛烈に批判したと報じた。