民主党の小西洋之参院議員は9月30日、
自身のツイッターに「自衛隊員の母親の望みも虚しく、自衛隊員は他国の子供を殺傷する恐怖の使徒になるのである」と記した。

安全保障関連法反対の立場からの投稿とみられるが、2日現在この記述は削除されている。

 小西氏の最初の投稿では、安倍晋三首相が9月末に行った国連総会の一般討論演説で、日本がシリア難民に支援した母子手帳に言及したことを紹介。

首相が「わが子の成長に目を細める母のうち一体誰が、その同じ子が、成長したのち、恐怖の使徒となるのを望むでしょう」と述べた部分
を逆手にとったようだ。

 小西氏は1日のツイッターで、首相発言の紹介をそのまま残した上で
、「安倍総理の安保法制により、自衛隊の集団的自衛権行使を受ける国の子供達は自衛隊員を『恐怖の使徒』と思うだろう。
違憲立法から自衛隊員を救わなければならない」との投稿に差し替えた。

2015.10.2 18:59
https://www.sankei.com/politics/news/151002/plt1510020020-n1.html