愛媛文書
「安倍首相の意思表示あった」前川前次官が見解
4/14(土) 21:41配信 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180415/k00/00m/010/095000c
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180414-00000086-mai-pol

ステージ上にもあふれかえった来場者を背に講演する前川氏=戸畑区で2018年4月14日午後5時54分、宮城裕也撮影
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/04/15/20180415k0000m010098000p/9.jpg

学校法人「加計学園」の獣医学部新設について柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が学園側に「首相案件」などと発言したと記載した愛媛県の文書について、文部科学省の前川喜平前事務次官は14日、「安倍さんの明確な意思表示がなければあんな文書は出てこない」と述べ、安倍晋三首相の直接的な関与があったとの見解を示した。
北九州市での講演会で発言した。

前川氏は「愛媛県庁から出てきたのは決定的証拠だと思う。安倍さんの明確な意思表示がなければあんな文書はつくれない。出てこない。説明責任は満載」と指摘した。

加計学園の問題を巡っては、前川氏は国家戦略特区での獣医学部新設に関し、文科省が特区担当の内閣府から「総理のご意向」と早期開学を迫られていた文書が存在していたと証言。
「文科省に首相官邸から圧力がかかり、行政がゆがめられた」などと批判していた。