共同体への愛着は必要だと思う。
でも愛国心ってなると原理主義的に弱者のよりどころにされやすくて、
愛国の名のもとに攻撃的になるやつが出ちゃうんだよなあ。
「その国に生まれただけでもらえる誇りある資格」のように思っちゃう人いるでしょ?
愛国心に、異常者といえるほど固執する人は実生活で満たされていない人なんだろう。
ふがいない自分を、どうにか慰めるために探した対象が愛国心。
「この素晴らしい国の国民である自分」に気持ち良くなっちゃってて、
その国同様にじぶんも素晴らしいのだと自己肯定しないと脆弱な自分が崩れてしまいそうで怖いという心理。
こういう人の愛国なんてものは、つまりは偽物の自己肯定。
その国の人であるということを意識さえすれば自分が誇らしいなんて、単純な思考停止状態。非常に危険。
国が何やっていても批判できなくなるし、自ら変わる努力をする必要がないからね。戦争に突入していく心理。
彼らにとって都合がいいものなんだ、愛国心ってのは。 ふがいない自分を肯定する道具。
だからこそ国家を必死に守ろうとする。
愛国心をもったからといって今までのふがいない自分とその立場が変わっていないことに本人だけ気づいていない。