公明党の山口代表は8日放送のラジオ日本番組で、森友学園が開設予定だった小学校の名誉校長に一時就任した安倍昭恵首相夫人について「『李下に冠を正さず』という不文律をよくよくわきまえ、省みてほしい」と述べ、行動を慎むよう注文を付けた。

 決裁文書改ざんを巡る証人喚問で証言回避を繰り返した佐川前国税庁長官に対し「国民のいら立ちは強い。事実をはっきり述べるのが望まれる態度だった」と不満を表明。野党が求める昭恵夫人の証人喚問は「冷静に判断する必要がある」と否定的見解を示した。

 9月の自民党総裁選に関しては「自民党自身が決めることであり、口出しせず見守る」とした。

2018/4/8 12:16
共同通信
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