2018年3月14日 18時12分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018031401001698.html

 田中真紀子元外相は14日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、安倍晋三首相が4月初旬にも訪米し、トランプ大統領と北朝鮮の拉致問題や核・ミサイル開発を巡って会談するとの姿勢を批判した。「国内政治が困ると拉致問題だ。森友学園問題から逃げたいのだろう」と述べた。

 田中氏は、小泉純一郎元首相が訪朝した2000年代が拉致問題解決の好機だったと指摘。官房副長官として訪朝に同行した安倍氏について「平壌まで行きながら、なぜもっと頑張らなかったのか。(今更)トランプ氏に言いつけるというのは違う」と強調した。