毎日新聞 2018年3月14日 13時38分
https://mainichi.jp/articles/20180314/k00/00e/040/290000c
 堺市発注の上下水道工事で複数の業者が市の指定した埋め戻し材を使わず、伝票を偽造した疑いがある問題で、
市は14日、少なくとも工事15件で偽造の疑いがあり、このうち4件で5社が偽造を認めたと発表した。
市は同日、5社を半年〜1年間の入札参加停止とし、損害賠償請求や刑事告発も検討する。他の工事についても
調査を進めており、不正は更に拡大する見通しだ。

 堺市は水道工事で地面を掘った際の埋め戻し材として「改良土」を使用するよう仕様書に明記。
施工業者は土壌メーカーから改良土を購入し、メーカーの納品伝票などを市に提出して使用を証明する仕組みだ。