東京新聞 2018年3月14日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201803/CK2018031402000152.html

 さいたま市は、地元農業の情報をまとめたガイドブック「トレトリ」の二〇一八年版を作った。
市発祥のサツマイモ「紅赤(べにあか)」が今年で百二十周年を迎えることから、紅赤の歴史や紅赤を使った
レシピなどを紹介する特集を載せた。

 トレトリは市の農産物PRや地産地消の推進を目的に、一五年から毎年発行。市内にある直売所や観光農園、
体験農園など百十八カ所の情報を盛り込む。

 紅赤特集は、戦前に県内でサツマイモの作付面積の九割を占めて「さつまいもの女王」と呼ばれた歴史を紹介。
戦後に新品種ができて全国的に生産量が減るも、伝統野菜を見直す機運から近年市内で栽培が復活している動きや
栽培方法の解説、紅赤を使った新たな加工品情報を掲載した。


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