http://www.buzznews.jp/?p=2115721

立憲民主党が3月13日、辻元清美国対委員長を巡る野田中央公園問題についての「デマ」が毎日寄せられているとして、以前辻元議員が公開していたブログを添付、「じっくり読んで、もう一度考えていただけたら」と苦言を呈していますが、これに足立康史議員が早速反応しています。

立憲民主党は3月13日の午後、公式アカウントでこのようにツイート。

立憲民主党「【デマ検証】野田中央公園の売却に関するデマを、毎日リプライでいただきます。再掲します!じっくり読んで、もう一度考えていただけたら…と願います。」

野田中央公園の売却問題はこれまでにも度々国会で言及されてきましたが(関連記事)、辻元議員との関わりについては現在も日本維新の会・足立康史衆議院議員が追及を続けており、2月5日の衆議院予算委員会でこのように指摘していたばかりでした(関連記事)。

足立「これ道路1本挟んで隣に野田中央公園てあります。ね?こっちに疑惑あるんですよ何で追及しないんですか?彼らが、こちらを追及しない理由はね、これ2つあると思いますよ?ひとつはこれ辻元さんが関係してるからですよ。辻元さんが国交省の副大臣の時に、ね?補助金を、配って、ゼロ円にしたもっと酷い話ですよ。」

足立議員は2月下旬にも辻元議員に対しSNSで「(野田中央公園を巡る土地取引における)不動産鑑定書の日付はいつですか」と問いかけていましたが辻元議員はこれに答えておらず、こうした状況であることが立憲民主党の言う「デマ」の広がりに繋がっている可能性は否定出来ません。

籠池前理事長の妻が安倍昭恵さんに送っていたとされるメールに辻元議員の名前が記されているとして騒ぎになった際には、ブログで「メディア各位におかれては、このような誤った内容を拡散しないよう強く求めます」と強硬な姿勢を示していた辻元議員だけに(関連記事)足立議員に対し今後どのような姿勢で臨むのかという点への注目が集まっていますが、足立議員も待っているだけではありません。

今回の立憲民主党によるツイートに対し早速、自身が求めている不動産鑑定評価書を見せるよう挑発的にこう述べているのです。

足立「仰る通りです。立憲民主党の支持者の皆様にも、もう一度じっくり考えてみていただきたいのです。野田中央公園用地の払下げに係る不動産鑑定評価書の日付は、2010年2月19日です。辻元さんがブログのように言い張るなら2009年5月の評価書を見せてください。」

足立「立憲民主党は、国有地の取引に鑑定評価など不要とでも仰るのでしょうか。森友学園の鑑定評価は杜撰でしたが、野田中央公園は鑑定評価なしで価格が決められたのですか。答弁に窮するような辻元清美氏の言い逃れを、拡散して大丈夫ですか、党として。」

「デマ」に苦言を呈した立憲民主党のツイートに対しては「疑われる方が悪いんじゃなかったですか?」「疑われた方に立証責任があるんでしたよね?」「安倍首相に説明責任のお手本を見せてあげたらいかがでしょうか」といった皮肉めいたコメントも寄せられています。