2018年3月13日 01時32分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018031201002577.html

安倍晋三首相は12日、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る決裁文書改ざん問題について「行政全体の信頼を揺るがしかねない事態であり、行政の長として責任を痛感している。国民に深くおわびする」と陳謝した。麻生太郎副総理兼財務相は辞任する必要はないとの認識を示した。官邸で記者団に語った。

 同時に「なぜこんなことが起きたのか、全容を解明するため調査を進めていく。麻生氏には、その責任を果たしてもらいたい」と強調。「全てが明らかになった段階で、二度とこのようなことが起きないよう、信頼の回復に向け、組織を立て直していくために全力を挙げて取り組んでもらいたい」とした。