毎日新聞2018年3月12日 14時43分
https://mainichi.jp/articles/20180312/k00/00e/020/252000c

 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る決裁文書書き換え問題に関し、財務省が国会に14文書で書き換えがあったことを認める調査結果を報告したのを受け、麻生太郎財務相は12日午後、記者団に「極めて由々しきことで誠に遺憾。深くおわび申し上げる」と陳謝した。自身の進退については「考えていない」と述べた。

 麻生財務相は、書き換えの最終的な責任者は当時理財局長だった佐川宣寿氏だとした上で、具体的に指示したのは部下との認識を示した。書き換えが行われたのは、佐川氏の国会答弁との関係で誤解が生じないようにするためだったとの認識を示した。