2018年3月12日 12時24分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018031201001316.html

学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る決裁文書書き換え問題に関し、財務省は12日、与党幹部に調査結果を報告し、14文書で書き換えがあったと認めた。昨年2月以降に行われたと説明している。政権幹部は削除部分に安倍昭恵首相夫人の名前もあったと明かした。麻生太郎副総理兼財務相の責任を問う声が高まるのは必至。安倍晋三首相の政権運営への打撃となる。野党は書き換えの指揮系統や動機を追及、首相や麻生氏の辞任を迫る。

 関係者によると、書き換えられたのは、2016年6月に森友側と国有地の売買契約を結ぶ際の決裁文書に添付した調書など。