希望 玉木代表「むしろ疑惑が深まった」
希望の党の玉木代表は、岩手県大船渡市で記者団に対し、「財務省は
明言を避けており、むしろ疑惑が深まったと言わざるを得ない。円滑な国会
審議は非常に困難だ。改ざんが真実なら、少なくとも財務大臣は責任を
取らなければならないし、隠さざるを得ない理由の大本に安倍総理大臣や
夫人の関与があったとしたら、内閣総辞職を求めなければならない」と述べ
ました。

共産 志位委員長「戦後初の深刻な疑惑」
共産党の志位委員長は、記者会見で、「『公文書の核心部分が改ざんされた
のではないか』という疑惑が、いよいよ濃厚になってきた。『公文書の改ざん
で疑惑を覆い隠す』という問題は、記憶に無く、『戦後初めての深刻な疑惑が
提起されている』と言ってよく、事実だとすれば、内閣総辞職に値する」と述
べました。

維新 東総務会長「委員会でただしていく」■維新だけは審議に参加しました■
日本維新の会の東総務会長は、記者会見で、「財務省が、きちんと自信を
持って、『文書はもうこれだけだ』としっかり言うべきで、今後も資料は要求し
ていく。しかし、われわれの職責は、委員会で問題をただしていくのが本来
だ。審議拒否はせずに、文書のことも含めて、予算委員会でしっかりただして
いく」と述べました。

社民 吉川幹事長「徹底的に究明を」
社民党の吉川幹事長は、記者会見で、「国会審議の根幹に関わる問題だ。
文書や答弁が本当なのか、うそなのかというところから疑惑が出てしまえば、
議論の前提が崩れる。あいまいにすることなく、徹底的に究明しなければな
らず、国政調査権の行使を含め、真相を明らかにする責任が野党にはある」
と述べました。