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沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では連日、工事車両が数珠つなぎで並ぶ。
2月の名護市長選で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設に反対する現職が敗れた後、車両は300台を超える日もある。
移設に向け、埋め立て用の護岸造成が急ピッチで進む。
政府が昨年4月25日に辺野古沿岸部で護岸造成に着手してから2月25日で10カ月となった。埋め立て区域南西側では、
それぞれ「K1」「K2」「K4」「N5」と呼ばれる4本の護岸工事が進み、全体で700メートルを超えた。
春には「K3」護岸に着手し、5本の護岸で囲んだ部分に夏にも土砂を投入する計画。取り囲む部分の護岸の総延長は
約1700メートルで、現時点で約4割ができたことになる。
最初に着手した北側の「K9護岸」は約100メートルまで造られ、埋め立て用の石材を船で海上から
運び込むための桟橋として使われている。
護岸造成に使う砕石を積んだダンプカーやミキサー車といった工事車両はシュワブのゲートを通って現場に行く。
移設に反対する大西章(おおにし・あきら)さん(66)らはゲート前で車両の出入りを監視している。
(続きは記事元参照。説明の地図あり)