https://www.asahi.com/articles/ASL2P5VPVL2PUTFK012.html?iref=comtop_8_04
衆院予算委員会で22日午後、「働き方改革」などをテーマに集中審議が開かれました。野党各党は安倍晋三首相に対し、裁量労働制に関する答弁を撤回した問題などを追及。立憲民主党の山尾志桜里氏は、首相の9条改憲案や待機児童問題も取り上げました。首相や閣僚はどう答えたのでしょうか。タイムラインで論戦を追いました。
集中審議終了、裁量労働制から憲法まで論戦(17:10)
共産党の高橋千鶴子氏が長時間労働の規制を、日本維新の会の串田誠一氏が中小事業者の保護をそれぞれ訴え、午後5時過ぎにこの日の衆院予算委員会が終わった。
質問者は9人。公明党の佐藤茂樹氏が政府に苦言を呈したり、立憲民主党の逢坂誠二氏が加藤勝信厚生労働相らを追及したりするなど、やりとりの大半は裁量労働制の拡大を巡る不適切な比較データ問題に充てられた。
一方で、立憲の山尾志桜里氏が憲法改正問題を取り上げるなど、予算委ならではの幅広いテーマ設定もあった。衆院予算委は23日に分科会を開き、新年度予算案の細部について議論を進める。与党は来週早々の衆院通過を目指している。
(略 ソースにて)
立憲・逢坂氏「誠実さに欠ける」と批判 裁量労働制のデータ問題(14:35)
立憲民主党の逢坂誠二氏が質問に立った。不適切な比較データ問題を巡る、これまでの政府答弁との矛盾を突いた。
データには117件の不自然な点があることが判明している。「19日時点での『調査は適正だ』という答弁は間違いか」と逢坂氏。加藤勝信厚生労働相は「その段階でも、いくつか不整合があるとは申し上げた」と釈明した。
また逢坂氏は、調査の原本が見つかったことについても「『原票がない』という(14日の)答弁は誤りか」と指摘。加藤氏は「その時は『ない』と聞いていたので、『原本そのものはないが打ち込んだデータはある』と申し上げた」と説明した。逢坂氏は「なぜストレートに(間違いと)言わないのか、誠実さに欠ける」と批判した。
(略 ソースにて)
公明・佐藤氏、政府に「極めて不適切、猛省促したい」 裁量労働制のデータ問題(13:50)
公明党の佐藤茂樹氏が2番手の質問者。裁量労働制を巡る不適切な比較データ問題について、「性格の異なるデータを比較したことは、政府として極めて不適切であって、答弁の信頼性を揺るがしかねない事態。猛省を促したい。政府は今後、緊張感を持って国会審議に対応していただきたい」と注文した。
与党の立場でありながら、問題の深刻さを訴えた佐藤氏。続けて安倍晋三首相が答弁したが、この部分についての言及はなかった。
(以降ソースにて)