YOMIURI ONLINE 2018年02月21日 15時16分
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http://www.yomiuri.co.jp/national/20180221-OYT1T50045.html


 米軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機が離陸後にエンジン火災を起こして近くの小川原湖に
燃料タンク2本を投棄した問題で、地元の小川原湖漁協は21日、湖全域で禁漁する措置を取った。

 タンクと漏れ出た油が回収されるまで続ける予定で、禁漁期間を含む漁業被害について日米地位協定に基づき、
防衛省に補償を求める方針。

 小川原湖はシジミやワカサギの産地で、面積63・2平方キロ・メートル。漁協によると、
この時期はシジミに高値が付くといい、タンクが投棄された20日に取れたシジミ約400キロ・グラムについても廃棄し、
補償を請求する。

 漁協は投棄された付近の水面に油膜があるのを確認しており、国土交通省高瀬川河川事務所(青森県八戸市)は
21日午前、環境への影響を分析するため、水質調査を始めた。

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