2月19日 17時12分

麻生副総理兼財務大臣は19日午後の衆議院予算委員会で、佐川国税庁長官の罷免などを求め国税庁の前で行われた抗議行動について、「街宣車を持っている市民団体は珍しく、少々普通じゃない」と指摘し、「市民団体の活動だ」とする野党側の主張に疑問を呈しました。

麻生副総理兼財務大臣は19日午前の衆議院予算委員会で、確定申告の受け付け開始に合わせ佐川国税庁長官の罷免などを求める抗議活動が各地で行われたことに関連し、「立憲民主党の指導で街宣車が来た」などと述べ、その後、「市民団体の活動だ」とする野党側の主張を踏まえ、訂正しました。

このあと麻生副総理は午後の委員会で、国税庁の前で行われた抗議行動について、「市民団体によるものだということだが、街宣車まで持っている市民団体は珍しいし、少々普通じゃないと思った」と述べ、野党側の主張に疑問を呈しました。

これを受け野党側は、「『普通じゃない』という発言は看過できない」と批判したのに対し、麻生副総理は「言葉じりを捉えていろいろ言うのが好きなのかもしれないが、およそ2000か所に及ぶ全国の確定申告の会場で、混乱が生じたという報告は受けていない」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180219/k10011335211000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001