(2018/02/14-17:39) 時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018021401046&;g=soc

佐賀県神埼市の民家に陸上自衛隊戦闘ヘリコプターが墜落した事故で、事故前の整備で交換された部品「メインローターヘッド」が、中古品だったことが14日、陸自への取材で分かった。これまで新品と説明していたが、訂正した。部品は過去に修理歴があり、陸自は墜落との関連についても調べている。
 メインローターヘッドは、主回転翼(メインローター)の4枚の羽根をつなぐ部品。事故では、メインローターヘッドが分離したことで羽根が外れ、墜落した可能性が指摘されている。
 陸自トップの山崎幸二陸上幕僚長が8日の記者会見で「交換した部品は新品」と発言していたが、9日以降の調査で中古品と判明したという。陸自は「十分な確認が足りなかった。おわびする」としている。