2018.2.12 12:00 産経
http://www.sankei.com/life/news/180212/lif1802120028-n1.html

平昌五輪で、韓国が北朝鮮の攻勢に翻弄されている。だが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領も秘書室長(官房長官)の任鍾●(=析の下に日)(イム・ジョンソク)氏もまんざらではない表情なのは、韓国より北朝鮮の方がより善く正しい存在だと考えているからか。そんな彼らが政権を取り得たのは年来の北朝鮮による情報工作の結果であろう。

 韓国の土台は明らかに反韓国的教育によって蝕(むしば)まれてきた。わが国の教育もいま、再び危うい局面にある。事実を曲げて日本の歴史を非難する教科書が少なくない。教科書の偏向を是正することなしには、わが国の土台も蝕まれ、中韓が仕掛ける歴史戦には未来永劫(えいごう)勝てないだろう。

 中韓両国は今年、戦時中の徴用工問題で対日攻勢を強めるだろう。同問題をわが国の教科書会社は、東京書籍、実教出版、清水書院、山川出版、第一学習社などが「強制連行」だと記述している。

 しかし、徴用工は強制連行ではない。徴用工に関わった日本人や、徴用工として渡日した朝鮮人が残した著作の数々は教科書の記述とは全くの別世界を描いている。

 『朝鮮總督府官吏 最後の証言』(桜の花出版)で、当時を証言した西川清氏は江原道(カンウォンド)の朝鮮人知事の下で内務課長などを務めた。私は氏に直接話を聞いたが、氏は徴用は行政府による説得と納得の募集であり、納得しない人は徴用に応じなかった、決して強要ではなかったと語った。

(以降ソースにて)