共産党は1日、SNSなどを通じて支持拡大を図る「JCP(日本共産党)サポーター」制度を始めた。
野党共闘に力を入れた昨秋の衆院選で、党の議席は21から12に激減。
「力不足」との反省を踏まえた自己改革の一環で、支持者の裾野を広げる狙いがある。

 志位和夫委員長は同日の記者会見で、「サポーターからもいろいろと提案して頂き、双方向の政治に変えるプラットホームとして成功させたい」と強調。
党の綱領や歴史への疑問にも正面から答えることで、取っ付きにくい党のイメージを刷新したい考えだ。

 国会情勢などと連動したキャンペーンのほか、国会傍聴への参加、寄付などを呼びかける。
ホームページを通じて氏名やメールアドレス、都道府県などを登録すれば、無料で会員になれる。(石松恒)

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