「北方領土の日」担当大臣の言動が・・・野党“緩み”と批判
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3286649.html

 2月7日は政府が北方領土問題を啓発する「北方領土の日」ですが、国会で担当の大臣が野党側から“緩み”を指摘される事態となっています。
 国会で答弁に立った江崎鉄磨沖縄・北方担当大臣。
 「きょう、沖縄・北方の日にこうした質問。感謝にたえません」(江崎鉄磨 沖縄・北方相)
 「北方領土の日」を「沖縄・北方の日」と言い間違えましたが、気が付きません。“返還交渉の状況を聞いているか”たずねられると・・・
 「私は外交交渉を一生懸命後押しするといった立場であります」(江崎鉄磨 沖縄・北方相)
 「質問に答えていない」
 席に戻った江崎大臣は、事務方と相談します。そして・・・
 「外交交渉は、外交ルート・外務省がやることであります」(江崎鉄磨 沖縄・北方相)
 「それは認めたうえで、その状況はどういう状況であるか、江崎大臣に情報は入っているんですかとお聞きしています」(希望の党 後藤祐一 衆院議員)
 再び事務方と相談する大臣・・・。今度は、こう回答しました。
 「適宜うかがっております」(江崎鉄磨 沖縄・北方相)
 「なんで後ろから説明されないと分からないんですか。大丈夫ですか。先ほど、本日“沖縄・北方の日”と発言されましたが、きょう“北方領土の日”ではないんですか」(希望の党 後藤祐一 衆院議員)
 「間違いでありました」(江崎鉄磨 沖縄・北方相)
 「訂正されますね」
 「はっきり訂正させていただきます」(江崎鉄磨 沖縄・北方相)
 発言を訂正、しかし、それだけでは終わりませんでした。
 「基地再編交付金の再開が・・・」(希望の党 後藤祐一 衆院議員)
 沖縄問題について質問をしようとした後藤議員、何かに気がつきました。同僚の議員に慌てて止められる江崎大臣。自分の出番が終わったと勘違いをしたのか、退室しようとしていました。
 「沖縄担当でもあるので、江崎大臣には帰っていただいてとは言ったつもりはないんですが」
 閣僚席からも笑いが・・・
 「ちょっと緩んでらっしゃるんじゃないですかね」(希望の党 後藤祐一 衆院議員)