共産党の志位和夫委員長は12日夜、沖縄県名護市長選(2月4日投開票)で3選を目指す稲嶺進市長陣営の集会で演説した。

 「辺野古の海にも陸にも基地は造らせない。海兵隊は沖縄から撤退させる。県民の命と安全を真剣に守ろうと考えればこれ以外に道はない」と訴え、
米軍普天間飛行場の同市辺野古への移設阻止を掲げる稲嶺氏を全力で支援する考えを強調した。

 市長選は辺野古移設の是非が最大の争点で、稲嶺氏に対し、自民、公明両党の県組織が推薦する前市議の渡具知武豊氏が挑む構図。
志位氏は「辺野古推進の官邸・自民党丸抱えの候補に負けるわけにはいかない」と語った。
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