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日本維新の会の足立康史衆議院議員が1月12日、「枝野代表と革マル派の関係」について通常国会で取り上げると「予告」しています。

これは足立議員がTwitterで「立憲民主の枝野代表と革マル派との関係。通常国会で改めて取り上げねば。」と述べているもので、枝野代表が会合で「9条改憲に絶対に手を触れさせてはならない」と発言したとの報道に対し足立議員が「なんでこんな人物が代表を務める政党が野党第一党なのか」とツイートしたのがきっかけだったようです(関連記事)。

足立議員は2014年10月末の衆議院予算委員会における当時の民主党・枝野幸男幹事長による安倍首相への質疑に関連して首相の秘書が2014年11月1日に安倍首相本人のFacebookに投稿していた内容をツイートに添付して上記の「取り上げねば」発言に及んでいます。

足立議員が添付した安倍首相の秘書によるFacebook投稿ではこのように綴られていました。

安倍晋三(秘書)「さて、先般の予算委員会に於ける枝野議員との質疑の中で、安倍総理が「JR総連」や「JR東労組と革マル派」との関係を指摘した事に対し、もっと知りたいとご質問を多数事務所にも頂きましたのでご説明します。「JR総連」や「JR東労組」は、民主党政権が閣議決定している答弁書において「影響力を行使し得る立場に、革マル派活動家が相当浸透している」と政府として認めている団体です。更に革マル派は「極左暴力集団であり…殺人事件等、多数の刑事事件を引き起こしている」と政府は答弁書で明らかにしています。繰り返しますがこの閣議決定した答弁書は民主党政権である鳩山内閣が決定したものです。そしてなんと枝野議員は大臣として署名しています。そこで、枝野議員本人が署名し、そう認識している団体から「794万円も献金を受け取っている事は問題だ」と自民党の議員がかつて質問しました。枝野議員はかつての、自身の政治資金に対する自民党議員の質問について、安倍総理との質疑に於いて批判的な議論を展開したので、此度の質疑において「殺人までする危険な反社会的な組織活動家と関わりがある団体から資金の供与を受けるのは問題であり、その事を糺すのは当然ではないか」と安倍総理は述べた訳です。(以下略)」

足立議員の質疑「予告」は早速反響を呼んでいるようですが、無理もありません。7月27日に「臨時国会で玉木雄一郎議員の疑惑を徹底追及する」(関連記事)、また11月11日にも「14日の衆院文科委で徹底的に追及します」と予告していた(関連記事)際にこれを実行した11月14日の衆議院文部科学委員会では玉木雄一郎代表だけでなく立憲民主党の福山哲郎幹事長、それに自民党の石破茂元防衛相の名前まで挙げ、獣医師会からの献金を受け取っていたとして「犯罪者の疑いがある」などと述べたことからその後懲罰動議の提出にまで発展するほどの騒ぎになっていたからです。

この質疑では他にも朝日新聞を「ねつ造報道」、辻元清美議員についても「生コンに関わる疑惑、野田公園に係る疑惑」と語るなど盛り沢山であったことから(関連記事)、今回の「枝野代表と革マル派の関係」について予告した質疑がどのように展開されるのか、大きな関心が集まりそうです。