突如現れた「北朝鮮は悪くない」論に耳を傾けてはいけない
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180112-00054114-gendaibiz-int

私は元旦放送のBS朝日の討論番組に出演した。そこで、いまだに「危機は安倍晋三政権が煽っているだけだ」という意見が公然と出たのには驚いた。
番組中でも述べたが「煽り論」は数年前の同じ番組でも、当時の司会者だった鳥越俊太郎氏やジャーナリストの青木理氏が盛んに語っていた。
いまでも同じだったのだ。日本上空をミサイルが飛んでいるというのに、いったい彼らはどこまでおめでたいのか。
左派系ジャーナリストたちが現実から目を背けて「悪いのは危機を煽る安倍政権」と言い募っている限り、まったく北朝鮮の思う壺である。
そもそも、彼らは「日本を脅かす脅威」など関心もなければ、考えるつもりもない。先のコラムで書いたように、彼らは「政権ケチつけ」が商売である。
北朝鮮が何をしようが、とにかく安倍政権を批判する。それが仕事と心得ているのである。
左派系ジャーナリストは「安倍政権による危機煽り論」を展開することによって事実上、北朝鮮を擁護する結果になっている。