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不倫疑惑で民進党を離党した後、無所属で当選した山尾志桜里衆議院議員が26日に立憲民主党に入った。ただ、党内からは不安の声も。そしてもう1人の女性議員の動向も注目されている。

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■山尾氏が入党…不安の声も

26日朝、立憲民主党の枝野代表と会談した山尾志桜里議員。その場で立憲民主党への入党届を提出した。「政策、理念、哲学が共有できるし、憲法観が一致している」―記者団にこう意気込みを語った山尾氏。

「男女の関係はありません」「深く反省しおわび申し上げます」―山尾氏はことし9月、既婚の男性弁護士との不倫疑惑が報じられ、民進党を離党。10月の衆議院選挙には無所属で出馬した。

強気の姿勢で選挙戦を展開し、自民党候補との一騎打ちを制して当選。しかし、その後も不倫疑惑を報じられた倉持麟太郎弁護士を政策顧問に迎え、周囲を驚かせた。

山尾氏を迎える立憲民主党の中からは「自分の行動がどういう風に見られているか見えていないね。数が増えるのはありがたいけど、慎重に行動し発言してもらいたい」との声もあった。

■動向が注目される蓮舫氏

選挙後、山尾氏を含め5人が入党し勢いづく立憲民主党。さらにこの人も――

民進党・蓮舫元代表「(民進党が)このままどこに歩んでいくのか、正直見えない状態です」

民進党を飛び出し立憲民主党に入党することを検討している。

■離党者相次ぎ…混迷深める民進党

一方、離党者が相次ぎ、混迷を深めるのが民進党。26日に民進党は年内に解党し、新党を結成することを断念。一方で、立憲民主党や希望の党との統一会派結成を目指すことに決めたが…。

民進党・柳田稔両院議員総会長「よろしいですね。“異議なし”という声もありましたんで、進めさせていただきます」

「異議あり!」

反対の声も根強く残っている。混乱が続く野党側。まとまって安倍政権に対抗する道筋は見えるのだろうか。